山野草も団子も旨し東北の手づくり村 – 青森県

夏至も過ぎ、いよいよ本格的な夏の到来です。
うららかな春と異なり さらに暑さが進むようですと、緑に囲まれ森林浴・・ならばまだ良いのですが、花壇を前に花と戯れる・・というのは中々にキツくなってきます。 そもそも花のメインシーズンを離れつつありますし・・。

ということで、本日は8月お休みのテーマパークのご案内。 おぃおぃお休みのイベント案内したってしょうがないだろう・・w。 かもしれませんが、まぁ花を愛でるのも今の内、6月下旬から7月にかけて、ルピナス、芍薬、ポピー、花菖蒲、そして数々の山野草に囲まれた一日を過ごしてみるのも良いのではないでしょうか・・。

 

青森県東部、十和田市内から車で10数分の山手に開かれた「手づくり村 鯉艸郷(りそうきょう)」は昭和63年に菖蒲園として開園されました。 自然を間近に感じながら、休息と花に包まれる施設して人気を博し、年を追うごとにルピナスや芍薬そして山野草などの園を広げ、青森県屈指のフラワーガーデンとして訪れる人々の目と心を癒やしています。

「鯉艸郷(りそうきょう)」の名は、園内の池で飼われている “鯉”、自然の草花 “艸(くさ)”、それらをもって自然と人間が触れ合い慈しみあう理想の “郷(さと)” から付けられたそうで、6月から7月にかけたこの季節は まさに色彩豊かな自然のユートピアと言えるでしょう。

個人的な好みを挟んで恐縮ですが、それこそ華々しく豪華に咲き誇る花も綺麗ですが、私はどちらかというと田圃の畔にひっそりと咲く花や、山道の其処此処に道標の如く慎ましやかに咲く名も知らぬ花に親しみを感じます。

もし 同じような嗜好を持たれる方がいらっしゃれば、鯉艸郷は山野草の楽園。”シラネアオイ” をはじめとした自生種を含め、600種の草花を春から秋まで楽しむことができるそうです。


花々を愛でるだけでなく、園内では食事処も用意されています。近年ではリッチなハウスリフォームなどでも何かと話題になる古民家、その古民家をそのまま利用した食事処「鯉艸亭」は、茅葺きの大きな民家造りで昭和初期の歴史的にも価値の高いもの。

内部の造作も昔ながらの、まさに日本人の心の故郷を思い起こさせる造りそのままで、昔話の世界に浸ることができるのではないでしょうか。

メニューも軽いジュース類から “山菜うどん”、”なべっこだんご”、”わっぱとりめし定食”。巷ではあまりお目にかかれない “りんご煮(紅玉)” や “ひっつみ” まで、多彩かつ魅力的なラインナップ。 地元の食材、料理技法をふんだんに盛り込んだ味わい深い品々が、結構リーズナブルな値段で並んでいます。

面白いのは宴会や会議などに利用の場合、予約が取れれば「板葺き」の居間で「囲炉裏」を囲んで会が開けることでしょうか。

画像©「手づくり村 鯉艸郷」様

体験型イベントも順次開かれており・・。

「棒パン体験」
~竹の棒にまきつけてあるパン生地を炭火で、クルクル回しながら焼いて、ジャムやマーガリンをトッピンして熱々の棒パンを食べましょう。(HPより)~ なんて面白いものもあります。

「じゅんさい摘み取り体験」
“じゅんさい” は私も好きですがアレ割と高いですよね (^_^;)
東北地方ならではの珍しい体験イベントです。ツルツル食べるのに滑っても小舟からは滑って池に落ちないように・・。

時に連れ 季節に連れ、芍薬園、ルピナス園、花菖蒲、ポピーと色とりどりの花が所狭しと園内を埋め尽くしてゆきます。 花も見頃、だんごも食べ頃、東北の自然に囲まれながら、日本の風情を満喫するのにうってつけのフラワーパークのご案内でした。

『手づくり村 鯉艸郷』 公式Hサイト

場   所 : 青森県十和田市大字深持字鳥ヶ森2-10
入 園 料 : 大人(高校生以上)600円、小・中学生250円、未就学児無料
駐 車 場 : 200台
TEL. 0176-27-2516 FAX. 0176-27-2544

 

Amazon:『咲くとうれしい!やさしい山野草』主婦の友社

運営状況、イベント等ご紹介記事の詳細やご質問については各開催先へお問い合わせ下さい。当サイトは運営内容に関する変更や中止、参加によるトラブル等の責務を負うことはできません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください