そこに立つ「ミミチリボウジ」琉球から怖いお話(前)− 沖縄県
早いもので後半月ほどもすれば沖縄も梅雨明け、陽光あふれるサマーシーズンの到来です。 とは申せ、いまだ完全な収束を見ない新型コロナウイルス問題、レジャーのメッカ 沖縄といえどその影響を免れません。 観光地ゆえに人の出入りも
未来をあきらめない『ドラえもん50周年展』− 神奈川県
埼玉県川崎市多摩区、多摩川を挟んで東京との境を間近に見る生田緑地の一角にその建物はあります。 名を『 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 』 ご存知「おばけのQ太郎」や「ドラえもん」で有名な ”藤子不二雄” 氏の一翼、
愛と哀そして楽しきペッカリー・古代中南米の美術 – 岡山県
冒頭からずいぶんとエキセントリックな面持ちの登場ですね・・ 少々物憂げな眼差し、はっきり通った鼻筋、そして大きな鼻の穴・・ 彼の名は「ペッカリー」 南米エクアドルを故郷にもつユニークなキャラクターです。 現在、岡山県備前
あの日の情熱を今に伝える「ネクタイを締めた百姓一揆」- 岩手県
*この記事は本来「イベント」告知のカテゴリーに入りますが、新型コロナウイルス拡散抑制の観点を鑑みイベント開催日時やその他の詳細を控え「昭和」カテゴリーのひとつとしてお送りしています。ご了承の程お願い申し上げます。 . 「
悲しみはいつか喜びへ 阿波の国の猫神さん – 徳島県
徳島市の中央部に 向寺山(むこうてらやま)という名の小高い山があります。 . その昔、寺山という地に金剛光寺というお寺が有り それに対面するかのように山があったことから向寺山の名が付いたのだそうです。(現在 金剛光寺はそ
北の大地に織りなす風土と岬の伝承 – 北海道
北海道 果てなき地平と北方独特の大自然に抱かれ、国内はもとより海外からの観光客も日本屈指の集客力を誇る景観と豊穣の楽園・・。 . 地理的に対局の地 南端 沖縄とともに独自の風土と歴史を織りなしてきた北の大地ですが、この北
熊坂長範と「毛替えの地蔵さん」伝承 – 愛知県
* この記事は2018年11月19日にポストした記事の再掲載記事となります。ご了承下さい。 「浜の真砂は尽きるとも‥」の台詞で思い起こすのは石川五右衛門、歴史に残る盗賊として有名ですが、平安時代の盗賊として名を残す人に「
情熱は私欲から夢へと変わる 油屋熊八(後)- 大分県
1900年代、パリでは万国博覧会が開かれ、アメリカではライト兄弟が人類初の有人動力飛行に成功、維新以降、富国強兵に努めてきた日本は日清戦争を経て日露戦争へと歩を進めていた頃・・世はまさに激動のさなかにありました。 . 世
情熱は私欲から夢へと変わる 油屋熊八(前)- 大分県
「奇妙な出で立ちの男」 . JR九州 日豊本線の別府駅、 別府の名を聞けば誰でもまず思い浮かべる “日本屈指の温泉地” 日本一ともいわれる温泉湧出量を誇り、観光地としても人気の高い別府のメインターミナル・・
越前「北ノ庄城」そして霞の城「丸岡城」- 福井県
福井県、日本海に面しながらもその領域に多くの山麓を擁し、美しく豊かな自然と穏やかな気風、様々な山海の珍味溢れることで知られるお国柄。 領国時代には敦賀湾を見晴らす鉢伏山付近を境に、北を「越前国」、南を「若狭国」とし、それ