蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(後)- 秋田県

前2回に渡ってご案内しました「飛脚狐」そして「与次郎狐」の伝承ですが、与次郎が仕えた主君 佐竹義宣(さたけよしのぶ)公は戦国後期に生まれ安土桃山時代から江戸時代前期を生きた武将でした。 佐竹氏は常陸源氏(ひたちげんじ)の

蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(中)- 秋田県

現在の秋田県から山形県に連なる東山道、緑深き神秘の地、出羽国 前回、各地に残る「飛脚狐」伝承の概要を お伝えしたところで、今日はいよいよ出羽国に伝わる「与次郎狐 / 与次郎稲荷」本編のご紹介です。 天下分け目の戦、関ヶ原

古の坩堝 火の国で鍛えられし剛健の黒鉄 – 熊本県

全国各地の話題やコラム、伝承などをお伝えする当イナバナ.コム、こんなブログを書いていますと、(地元の方には常識なれど)今さらながらに知り驚かされ、勉強させられる事実や歴史に認識を改めることがしばしばです。 熊本県といえば

見納め間近?真下から見上げる全天のハナビリウム ー 岡山県

早いものでもう10月の後半、今年も残すところ2ヶ月余りとなりました。 例年ならば行楽の秋本番な季節にありながら 今年ばかりは(多少なりとも落ち着いてきたとは言え)中々手放しで楽しみ難い状況が続いていますね。 世界的に見れ

空のはじめの地に息づく航空の社 – 埼玉県

「航空神社」は文字通り航空運航の安全を祈願し、また その殉難者を鎮魂する目的で建立された社で全国に10社程が存立しています。 航空の歴史に準じて発祥したものだけに、歴史的にはそれほど古いものではなく、多くは大正以降、昭和