土佐犬ではない土佐の犬の昔話(前)- 高知県
四国南岸の地、高知県、黒潮海流を目前に通年 温暖な気候ながらも大海原を相手に漁に服し、背にした山岳の険しさや季節に訪れる台風を相手に、鍛え上げられた気性ゆえに男性は “いごっそう” 女性は
大歳を迎えて
大歳 / 大年(おおとし) とは 年の変わり目、いわゆる大晦日の晩のこと・・。 今年も残すところあと一日、明日は12月31日 大歳 / 大晦日を迎えます。 昨年 2020年から2年間を越えて続くコロナウイルスの問題・影響...
竈の神は福の神そして笑いの神なのか(後)- 宮城県
飛鳥時代、律令制の頃から現在の宮城県を含む東北地方は “陸奥国” とされ、その名のごとく “道の奥” 、当時 知られていた文化圏から離れた遥か森の向こうの国と認識されていま
寒暖相まみえる下北の情景 馬そして河童 – 青森県
本州最北の地 下北半島、2019年5月にも恐山の記事でご案内させて頂きました。 その形状から “まさかり半島” の異名を持つ この “道の奥の国” から、HOTな伝承とCO
三聖人に縁紡ぐ岩屋寺 弁天稚児の羽衣 – 愛知県
飛鳥~奈良時代の高僧、日本初の “大僧正” の位階を授けられた ”行基上人”、 高位の者によって占められていた仏の教えを、禁を破り弾圧を受けてまで民に広げ、寺院のみならず橋や灌漑の建設に力を注いで 民衆の暮らしを支えた威
緑濃き水溢れる民話の里 出羽国から – 後
“東村山” と聞いて 昭和を過ごされた方なら、昨年惜しくも他界された志村けん さんの “東村山音頭” を思い出されるかもしれません。 しかし、志村さんの東村山は東京の西部、
緑濃き水溢れる民話の里 出羽国から – 前
山形県、県内の85%を緑嶺が占めるという “山の県” でありながら、擁する全ての市町村に温泉が湧出する ”温泉県” であり、登山・スキー・温泉と三拍子揃う「蔵王」をはじめとして、神厳満ちる「羽黒山
日向に訪ねる神々の愛情物語 キキタビ – 宮崎県
ようやく・・というか何というか、コロナワクチンの接種が進んできています。政府は高齢者に対する接種完了に7月末の目処を示し、9月末までには5000万回分のファイザー製ワクチンの確保の見通し、余裕の出来た自治体から自由裁量で
山の高みの人魚のお寺 繖山観音正寺 ー 滋賀県
昭和の時代、オカルト指向なテレビ番組が時折放映され、その多くが結構な視聴率を上げたものです。 怪奇な事件や現象が演出よろしく紹介されたものでしたが、いわくありげな物品も色々と登場しました。 その中のひとつに少々醜怪な姿を
食うも食わぬも仏の道 那須野湯本から(前)
5月も後半、暖かさも日に日に増してきました。 例年に比べ異常に早い梅雨入り、そして初夏を間近に控える今日この頃、気温や湿度の変化も大きな季節の変わり目です。コロナ終息への先行きも見え難い中、基礎的な体調管理にも気をつけて