巫女は微笑みて戦乱の世を渡る – 前編
日本のお腹、おヘソ、中心部にあたる場所といえば・・、これが調べてみると意外に多数有るようです。 地理的観点からの中心地点、歴史的事績からの中心地点、人口や道路幹線の見地から見た中心地点など多岐に渡って、国内中心を謳う場所
失われた光は安寧の絵に生きている – 沖縄県
具志堅 聖児(ぐしけん せいじ)という名の画家さんをご存知でしょうか。 具志堅 という姓から何となく沖縄県の出自を思われる方も多いのではないかと・・。 具志堅の名は、ひとつには沖縄県 中央北部、今帰仁城(なきじんじょう)
逞しき女性による日本のケセラセラ – 前編
” おてもや〜ん♪ あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな♪ 嫁入りしたこつぁしたばってん・・♪ ” 軽妙なノリとリズムで繰り出される謡、ご存じ『おてもやん』冒頭部分の歌詞ですね。 ご存じと申しま
好奇心将軍と川底に眠る鐘 – 東京都
「愚か者め、余の顔を見忘れたか !?」といえば・・、昭和生まれ昭和育ちの諸兄ならばご存じ。八代将軍 “徳川吉宗” を題材としたテレビドラマ「暴れん坊将軍」ですね。 1978年放送開始から2002年
夢幻の城を想い訪ねて歩く一日 – 京都府
“一都一道二府四十三県” 、日本全国、各地方の話題や伝承を記事とする都合上、同じ都道府県のご案内に還ってくるまで凡そ47回。 実際にはその他に1県複数回掲載や 地域にまつわらないトピック記事も挟み
それが私の標準語 移ろい消えてゆくもの
和歌山県在住です。ご存知 紀伊半島の西側3分の1程の面積を有し、比較的 温暖な気候、長閑で角のない風土・県民性が凡その特徴とも言えるでしょうか・・。 ご存知・・と書きましたが、紀伊半島・和歌山県と聞いても何処に有るのか、
千年の春を彩る桜と秘仏ご開帳 – 奈良県
時の流れは早いもので、今年もあっという間に春分を迎え・・。 雪も溶ける頃になると毎年 春の訪れを待って、奈良東大寺のお水取りが来るのを指折り数えるのですが、この春は3月に入ってから軒並み暖かい日が多く、桜の開花も例年より
史実を超えてロマンを奏でる一夜城 – 岐阜県
子供の頃・・ですから50年以上昔の話、名古屋市に住んでいました。 当然、行動範囲は中部・中京地域となりますから、たまの休みに家族で出掛ける先も名古屋市内・愛知県内とその周辺が殆ど。 名古屋は大都市であるが故に様々な施設や
江戸や播磨や皿の乙女の出処は何処 – 中
さてさて、東京都千代田区に残る『番町皿屋敷』伝承、そもそも何故 まだ寒さも残るこの時期に取り上げたのかというと・・、特に理由はございません。以前からストックしていたネタを今回たまたま採用しただけです・・(^_^;) 怪談
江戸や播磨や皿の乙女の出処は何処 – 前
東京都の中心・・というべきでしょうか、皇居を取り巻く形から成る千代田区は、永田町、霞が関、丸の内などといった政治・行政そして経済の大動脈を担い、むしろ日本の中心ともいえる主幹機能を擁した一大都心地です。 古くは江戸城であ