伝承の湧水 鎌倉の神徳伝える銭洗弁財天 – 神奈川県
前回の民話に続いて “蛇神さん” が登場します。 大仏様はアイキャッチだけで本文には登場しません。 意図してではなく 偶々そうなっただけなのですが、蛇が苦手な方にはヤレヤレ・・かもしれませんねw。
緑濃き水溢れる民話の里 出羽国から – 前
山形県、県内の85%を緑嶺が占めるという “山の県” でありながら、擁する全ての市町村に温泉が湧出する ”温泉県” であり、登山・スキー・温泉と三拍子揃う「蔵王」をはじめとして、神厳満ちる「羽黒山
越前の風は淡くそして熱くたゆたう – 福井県
「童画家」という言葉が有るのだそうで・・。 文字どおり子供向けの絵画 ”童画” を描く人を指します。多くは幼年を対象とした絵本などの挿絵などで見られますが、一般向けの書籍やポスター、関連商品などでも装丁・意匠に採用される
語り継がれる巌流島の光陰 今再び – 山口県
巌流島、言わずもがな剣豪 宮本武蔵 と巌流 佐々木小次郎 の決闘で知れた小島ですが、その島がどこに在るのか?というと、意外に知られていないこともままあるようです。 在地は山口県下関市と北九州市の門司の間を流
海のシルクロード 常陸国金色姫伝説 – 茨城県
ただ白いだけでなく、高貴な輝きを湛えるシルク(絹)の美しさは独特のものです。 近年では紡織技術の発達で化学繊維でも かなり似たような生地を作ることが出来ますが、本物の輝きと品質には中々及ばないほど特別なものと言えるでしょ
伯耆国 日本最古の鬼の伝承 – 鳥取県
昔話、古の伝承には多くの物の怪(もののけ)が出没するものですが、その中でも群を抜いて登場率が高いのが「鬼」ですね。 一般に鬼とは物の怪のひとつであり、また地獄の眷属ともされますが、その正体に明確な定義が定められているわけ
どこかで聞いた 紙は長~いお付き合い(後)
子供の頃 慣れ親しみ、そして近年見かけなくなった紙に ”わら半紙” があります。 特に学校でのテストや家庭に持ち帰る連絡プリントなどに多用されていました。 素材に古紙を含むため白度は高くなく微妙に黒ずんでおり 数年で変色
どこかで聞いた 紙は長~いお付き合い(中)
昭和の時代には現在に比べて “紙” が多様な場面で用いられていましたね。 当時、私が住んでいた家の3軒隣が公設市場*でした。 毎日夕方には母親が買い物に出掛けていたのですが、お店で買う野菜や果物などの多くは古新聞紙や粗製
どこかで聞いた 紙は長~いお付き合い(前)
元々は「髪は長~い友達」でしたかね・・、昔々のCMから拝借しました (^^;。 今回は各地の話題や伝承から離れて、普段の生活、身の回りにある “紙” について少し触れてみようかと考えています。 よ
大正の残り香 夢二に逢える美術館 – 東京都
「激動の昭和」という言葉があります。 太平洋戦争での敗戦によって灰燼に等しいほど打ちのめされた日本、そこから立ち上がり、世界が驚嘆する短い年月で国勢を立て直し、文化・経済を向上させてゆき、ついには最高水準の技術大国にまで