妙異の国から聞こえる妙異の昔話(後)- 和歌山県

古く・・(まぁ地形的には現在もそうですが・・(^_^;)、紀州和歌山の地は紀伊山脈によって、当時の都とその勢力圏である近畿一円から隔絶された場所でもありました。 その紀伊国のさらに奥地、茫漠の山地とその向こうにある無限の

ここは妖怪の里! 道の駅「大歩危」- 徳島県

本日は2017年7月の再掲載記事となります。ご了承ください。 「大歩危」と書いて「おおぼけ」と読みます。 徳島県三好市の山城町、ここは古くから妖怪にまつわる伝承が多く有り その数は110以上にもわたるそうです。 &nbs

失われた大廈 大門の影に佇む者(後)- 京都府

かつて平安の都に屹立した大廈・大門、本日はその後編の一基についてお伝えさせて頂きます。 『朱雀門』 『羅生門』ほどでは無いにせよ高名な大門の名です。 『羅生門』が都の外縁の門であったのに対して、都の中央、天皇の坐す ”大

そこに立つ「ミミチリボウジ」琉球から怖いお話(前)− 沖縄県

早いもので後半月ほどもすれば沖縄も梅雨明け、陽光あふれるサマーシーズンの到来です。 とは申せ、いまだ完全な収束を見ない新型コロナウイルス問題、レジャーのメッカ 沖縄といえどその影響を免れません。 観光地ゆえに人の出入りも

奇譚 そして民踊り 阿波の古狸が残したもの - 徳島県

「市 観光協会の破産手続き、阿波おどりは中止されるのか?」 突如として衝撃的なニュースがメディアを賑わせたのは昨年3月のこと 徳島市、徳島市観光協会(当時)、徳島新聞社、そして当地踊り手団体との間で紛糾を極めながらも昨年

沖縄県 常夏の島で開かれる お化け屋敷「のっぺらぼう」

暑い季節の到来とともにやってくるのが怪談イベント、時代が変わり高度なテクノロジーが行き渡った現代にあっても いまだ幽霊やお化け、超常現象などの話題は人々の関心を惹きつけてやまないようで、人の心のどこかにあるダークネスな部