修行の者さえ苛む江ノ島の美しき神 – 神奈川県
桜の季節も日々過ぎゆく中、暖かさも本格的になってきました。年度の節目ということもあり何かと忙しい昨今ながら、春の行楽に思いを馳せておられる方も多いのではないでしょうか? 2020年初頭から世界的な流行・蔓延をみた新型コロ
寒風に映える焔の潔斎 長瀞の火祭り – 埼玉県
※ 「お年玉付アンケートキャンペーン」は本日23日一杯が集計締切りとなっています。振るってご参加ください。 “大寒” に入りました。一年を通して最も寒い時期とされていますね。 只、実質的には
真偽の間から生れる話は古のみならず(一)
嘘(ウソ)と真(マコト)、どちらが良いかと問われれば、大半の人が “真” を選ぶでしょう。 人は本来一人では生きていけないものであり、共に生きていくため、家族や社会・集団を維持・発展させるためには
古の脅威 魔に抗う人々と今に遺るもの(後)- 香川県
前回に引き続き 香川県からの民話をお届けします。 今回は “大蛇(オロチ)” の登場。 物語の舞台も比較的 近く・・というか、前回の終盤でも少し触れましたが、”山田蔵人高清”
古の脅威 魔に抗う人々と今に遺るもの(前)- 香川県
いつもイナバナ.コムをご訪問いただき有難うございます m(__)m。 先日 ご質問を頂きましたので ご回答つれづれご案内させていただきます。 「イナバナ.コムには “民話・昔話” と “
紅の僧房 丹波の名刹 瑞巌山高源寺_再
10世紀 宗の時代、現在の中国 浙江省杭州市の西部、天目山周辺は高名な茶葉の産地であり、また後に福建省建窯などを経て世界的にも珍重される天目茶碗の産地でもありました。 . この天目に鎌倉時代 入宋し、修法に励み印可を受け
渡波に伝承紡ぐ二つの神遣い(狐)- 宮城県
宮城県 万石浦、先日のお話よろしく江戸時代には多くの塩田が開かれ(産業として昭和前半期まで続きました。)潮干狩りや、その後 “牡蠣” の養殖などで賑わった、石巻市と牡鹿半島に囲まれた海跡湖です。
天賦の才も専心を重ねて後世に輝く(後)- 山口県
京都府の北端、日本海側に接する宮津市、この一角に「天橋立雪舟観展望休憩所」という名の好楽施設があります。 宮津湾を通して日本三景のひとつ「天橋立」を見晴らす位置に開かれています。 “雪舟観(せっしゅうかん)&
静山、紫陽花の小径に千年の昔日を辿る – 奈良県
気候変動の影響でしょうか、近年では季節の訪れ方も以前に比べて少々足早、その上 突発的・変動的に現れるような気がします。 寒がりな私にとって冬の寒さは相変わらずですが、やはり総体として年間の平均気温上昇は否めず、九州から西
分かち難き人と病の相克を越えて(後)- 岐阜県
さてさて、疫病神の助力を得て? 熱病の治癒に力を発揮、物語において超常の能力で人々を癒やしたように描かれ、ある意味 お伽噺の主人公であるにもかかわらず、(前回でも触れましたように)武兵は実在の人物として扱われているようで