金のなる木 そして悠久の桜(後)- 佐渡ヶ島
「これほどに身の温まる草の実を ひえの粥とは誰かいふらむ」 朝廷権力の復興を夢み そして破れ配流となった順徳天皇が傷心の中この島へ上がった折、島の老婆から振る舞われた”稗の粥(ひえのかゆ)” に感動して詠まれた歌です。
金のなる木 そして悠久の桜(前)- 佐渡ヶ島
皐月(五月)も半ば、季節は花の盛りとはいえ 桜に関しては北海道の一部を除いて最早 過日のものとなってしまいました。 意外なことに”国花” と定められている訳ではない桜ですが、やはり日本人の心に最も
行き急ぐとも生き急ぐなかれ 蓮生逸話 − 岡山県
コロナウイルスの蔓延が中々に治まりません。 思えば昨年の今頃 巷に新型コロナウイルス流行の報が流れ国内でも初の感染者が確認されました。 正体の分からない感染症に社会は安定を失い、直接の感染被害はもとより これに関連した経
夢は現実 現実は夢 夢物語から学ぶもの(後)- 大分県
「夢」という言葉を使うとき二つの意味がありますね。 一つは普段 就寝中に見る夢、もう一つは将来的に望む状態や成果に想いを馳せている心情を表します。 どちらにせよ共通しているのは確定的なものはでなく、現実のものではないとい
夢は現実 現実は夢 夢物語から学ぶもの(前)- 大分県
さて、年も明けて4日目、今年は4日が月曜日にあたるため既にお仕事に係られておられる方も少なくない中、新しい一年が始まっています。 例年にない抑圧と不安の中での年越しとなりましたが、穏やかな三が日を過ごすことは叶いましたで
大苦の果てに望むもの 於安御前伝承(後)- 徳島県
前編では子を身籠った母が民のために、自ら命を捧げるという何とも痛ましい物語をお伝えしましたが、ここで大きなキーワードとなったものが「生贄・人身御供」という風習です。 生贄・人身御供・そして人柱、厳密にはそれぞれ微妙に定義
大苦の果てに望むもの 於安御前伝承(前)- 徳島県
今年もいよいよ押し詰まってまいりました。寒風強まる中、皆様 風邪などお召になられていませんでしょうか? ・・などと問い交わすのが例年の振る舞いなわけですが、本年は新型コロナウイルスの都合もあり、多くの人がマスク&手洗いを
今はスマホの中 百年前はT・江南の胸の中 – 神奈川県
有為転変(ういてんぺん) 世の全ての事柄は決してひとつの状態に留まることなく、様々な要因や状況に応じて移り変わってゆくもの・・を表す言葉ですね。 人を取り巻く文化や生活が最も大きく変化したのは この100〜200年程の間
一日800人 年間29万人
妙な題名からの書き出しとなってしまいました。 一日約800人、概算で年間約29万人、あまり喜ばしい数字ではありません。 2017年度の統計ですが、この数字は世界における妊産婦の死亡者数を表しています。 総人口80億人にも
プロレスの栄光は潰えず 今板橋に咆哮する – 東京都
セ・リーグでは巨人の優勝が決まり、この記事が掲載される頃にはパ・リーグでも ほぼクライマックスシリーズが終わり、日本シリーズに向けて動きだす頃でしょうか。 近年ではサッカーにはじまり様々なスポーツやパラスポーツに注目が注