夢は現実 現実は夢 夢物語から学ぶもの(前)- 大分県
さて、年も明けて4日目、今年は4日が月曜日にあたるため既にお仕事に係られておられる方も少なくない中、新しい一年が始まっています。 例年にない抑圧と不安の中での年越しとなりましたが、穏やかな三が日を過ごすことは叶いましたで
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(後)- 秋田県
前2回に渡ってご案内しました「飛脚狐」そして「与次郎狐」の伝承ですが、与次郎が仕えた主君 佐竹義宣(さたけよしのぶ)公は戦国後期に生まれ安土桃山時代から江戸時代前期を生きた武将でした。 佐竹氏は常陸源氏(ひたちげんじ)の
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(中)- 秋田県
現在の秋田県から山形県に連なる東山道、緑深き神秘の地、出羽国 前回、各地に残る「飛脚狐」伝承の概要を お伝えしたところで、今日はいよいよ出羽国に伝わる「与次郎狐 / 与次郎稲荷」本編のご紹介です。 天下分け目の戦、関ヶ原
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(前)- 秋田県
いつもイナバナ.コムをご訪問頂き有り難うございます。 先般ご案内させて頂きましたように今週は過去記事の再掲載とさせて頂きます。 一部、注意箇所、また下段において加筆などございます。ご了承くださいませ。 ー ー ー ー ー
神霊因幡国 忠孝のキツネ桂蔵坊伝承 – 鳥取県
民話好きの方に限らずとも いわゆる “昔話” の類に人間以外、多くの動物や神霊・妖怪が登場することはよく知られたところですね。 キツネやタヌキ、ヘビ、シカ、イヌ(オオカミ含む)、ウサギ、サル、ネズ
紀の国北と南 寺と社に連なる二つのお話(後)- 和歌山県
国道42号線に沿って紀伊半島を南下すると、県下沿岸 南北の真ん中辺りでしょうか、白亜の石灰岩で知られる “白崎海岸” の由良町、続く御坊市に入る頃から海の景色が変わりはじめ “紀伊水道
紀の国北と南 寺と社に連なる二つのお話(前)- 和歌山県
和歌山県は南北に長く東西にも平均して厚みがあり、20〜30年程前までは交通の便もあまり良くなかった所為もあって、通過するルートによっては ”県を通過するだけで半日~一日掛かり” と言われた程でした。 しかし、近年では・・
失われた大廈 大門の影に佇む者(後)- 京都府
かつて平安の都に屹立した大廈・大門、本日はその後編の一基についてお伝えさせて頂きます。 『朱雀門』 『羅生門』ほどでは無いにせよ高名な大門の名です。 『羅生門』が都の外縁の門であったのに対して、都の中央、天皇の坐す ”大
失われた大廈 大門の影に佇む者(前)- 京都府
『羅生門』 その名を知らぬ人はいないと思われるほど世に響いた京都の史跡ですが、ご存知の通り ”史跡” とは言え 現存する門は無く、その姿の概要さえ掴めていません。 1950年に公開された黒澤明監督の「羅生門」により現物が
虎も人もお互い迷惑-いそし社の藪の虎 – 兵庫県
本記事は2018年4月21日の記事の加筆再掲載記事となります。 ご了承下さい。 このお話で舞台となる伊孑志(いそし)の村とは、武庫川を臨む兵庫県宝塚市の伊孑志、現在の宝塚歌劇場の近辺の事です。 天道根命(あまのみちねのみ