寒い冬に寒い国でポニーを愛でてみる? – 北海道

以前も何処かで書きましたが “寒がり” です。だから冬は苦手です。
“日本の四季” は美しく叙情を感じさせるもので、日本人としての誇りでもありますが、正直なところ冬を抜いた “日本の三季” でも構わないと思うほどですw。

寒さに強い方から見れば “何でやねん!” に思えるかもしれませんが、私などにすれば 12月、1月、2月、3月、4月、・・とその前後 と、一年のうちの約半分・半年が寒いようなものです。 雪が年に一回 降るか降らないかのような場所に住んでいて、雪国の人から “ふざけるな!” と怒られそうですが、寒がりとはそういうものなのです。

愚痴っていても始まりません。冬はいよいよこれからが本番なのです。何とか乗り越えねば・・。 と、思って長期予報を見れば、ラニーニャ現象のせいで今年は “厳冬” なのだとか・・ orz 何とかなりませんかね(自分の方が、でしょうが・・(^_^;)

 

と、いうわけ、ヤケというわけではありませんがw、寒い時期に寒い場所からのご案内です。 北海道、苫小牧市にある牧場のお話です。

地元の方からは叱られるかもしれませんが、冬季に行けるのかな?と思ってしまいます。
まぁ、雪無し県(私の居住県)だから勝手にそう思うだけで、北海道民の方は(当然ながら)冬の過ごし方・生活の仕方を熟知しています。 道が凍り 雪が降り積もる中でもスムーズに車を走らせることが出来ます。(当地なら雪が10cm以上積もれば、ほぼ交通マヒを起こします;) きっと大丈夫なのでしょう・・多分。

そんな不安なら記事にするな! といったところですが、その牧場『ノーザンホースパーク』は一年を通して営業を行っています。 さすがに冬季中は休止な屋外アクティビティや施設もありますが、4月の中盤4日間を除いて年間オープン状態です。

千歳市、新千歳空港も割と近く周辺にはホテルなど宿泊施設も沢山ありますので、冬の行楽地としての整備は確立されているのではないでしょうか。[⬅ JR新千歳空港駅からホースパークまで無料シャトルバスで約15分 が整備されてます!]

肝心のホースパーク内容といえば、”とにかく馬!”(牧場だから当然ではありますが・・) “馬とふれあい自然に親しむ” ポリシーのもと、家族向け・友達連れ・カップル、そして お一人様でも、一日満足できるアクティビティに満たされているようです。

一番人気は やはり「ハッピー ポニーショー」でしょうか。馬の芸を間近で見るというのは意外に その施設が限られています。体格が大きく走り出すと相当なスピードとなる馬の芸は、相応な広さの馬術場や安全対策、専門の調教師を必要とするためです。

その名のとおり「ハッピー ポニーショー」の主人公は小型馬であるポニー。観覧に有利な全天候型の屋内ホールで(屋外も有り)、従前にそのパフォーマンスを披露します。動画からも確認できますが、結構な芸をこなすことに感心しました。 何よりポニーならではの可愛らしさが、お子さんや女性客のハートを掴んで離しません・・。

© ノーザンホースパーク ダイジェストムービー

牧場といえば “乗馬体験”、ホースパークでは かなり本格的な乗馬体験が出来る「ホーストレッキング」と、短時間ながら お母さんとお子さんでも安心して乗馬可能な「観光ひき馬」の2プログラムを用意。家族連れから友達連れにまで柔軟に対応しています。

「きゅう舎」に行けば、馬たちと真正面からのご対面。ポニーや馬車馬、今は引退した かつての競走馬と優しいひとときを過ごしてみましょう。

一息ついたら、 “馬の気持ちにふれる”「ノーザンホースミュージアム」で知的な充実感を味わうも良し。季節によっては約1,000種の花が競演する「ボタニカルガーデン」を歩くも良し。 “カフェ / カフェテラス” “ガーデンレストラン” “バーベキューレストラン” お腹の減り具合とお好みに合わせてグルメに興じるも良し・・。

画像 © ノーザンホースパーク

まだまだ 他にも「セグウェイツアー」「バルーンアーチェリー」「レーザーシューティング」「パークゴルフ」など(催行時期によりますが)一日では遊びきれないほどの充実の施設となっています。 広い園内の移動・散策には “観光馬車” がレトロ感も手伝って貴重な体験。また “自転車” や “ランドカー(要普通免許)” の貸し出しも行われていて便利ですね。

本州とは別格の大自然に包まれた牧場で、馬とふれあい 日常を忘れるひととき。『ノーザンホースパーク』では、そんなシンプルでファンタジーな、そして無限の空間が貴方を待っています・・。

画像 © ノーザンホースパーク

 

・・と、冬の北海道 苫小牧『ノーザンホースパーク』のご案内はここまで。 ついでに苫小牧に因む 短い民話・伝承でも付けようかと思い探してみると、”八王子千人同心” などの話が有ったのですが・・チョい暗過ぎるお話・・。今回はパスということで “千人同心” については、機会を得て異なる角度から取り上げてみたいと思います。

因みに『ノーザンホースパーク』の西方30km(直線距離)の場所に、日本最北の不凍湖『支笏湖』があります。 苫小牧市、恵庭市、千歳市、札幌市 などからのルートも確立されている雄大無限の観光地でもあります。 2023年1月28日(土) ~ 2月23日(木・祝)には『千歳・支笏湖氷濤まつり』も開催予定となっています。

~ ・・・ 北海道の陸、山や海を作った(超)巨大な神様 “コタンカラカムイ” は、海に入っても、その膝頭が濡れないほど大きな神様でしたが、気合を入れてわざわざ山奥に作った “支笏湖” に「どれだけ深く作れたのだろう?」と入ってみると、あっという間に腰まで浸かってしまい、股間の大事なところまで濡らしてしまったそうです・・。~

この民話は、そのとおり支笏湖の深さを物語っており、日本の湖で2番めの深さ(最大水深360m、琵琶湖水深の3倍!)。それ故に水の透明度も極めて高い(支笏湖ブルー)不凍湖となっています。 ・・まぁ、極端に寒い日は凍るらしいですけどね・・あ~・・寒々・・

千歳・支笏湖氷濤まつり

 

何にせよ、これから真冬に向かう寒い中 “すぐに行きましょう” とは言いません。観光やアクティビティ、イベントは降雪や気候にある程度左右されることですし、充分 暖かくなった頃、確認や予約をとってから行けば良いのです。

北海道の春や初夏を満喫するために “何処か良い所ないかな・・”、そんな想いが頭をよぎった時、ふと思い出していただければ幸いです。

それでも! 俺は寒いのが大好き! 氷点下バンザイ! 雪いっぱいの北海道を満喫したい猛者の方は、冬休み北海道旅行のご予定にノミネートされてください・・。 お気をつけて行ってらっしゃいませ!(こんな投げやりな文章 書いたの初めて・・m(__)m)

 

『ノーザンホースパーク』 公式サイト

場  所 : 〒059-1361 北海道苫小牧市美沢114-7

利用案内 : こちらのページから

問い合わせ : TEL 0144-58-2116

『千歳・支笏湖氷濤まつり 氷の美術館』 公式サイト

場  所 : 北海道千歳市支笏湖温泉

問い合わせ : TEL 0123-23-8288

※ ご承知のとおり 現在 コロナウイルス感染症問題に関連して、各地の行楽地・アミューズメント施設などでは その対策を実施中です。 それらの場所へお出かけの際は事前の体調管理・マスクや消毒対策の準備を整えられた上、各施設の対策にご協力の程お願い致します。 また これらの諸問題から施設の休館やイベントの中止なども予想されますので、お出掛け直前のご確認をお勧め致します。

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