昭和の別天地は今もなお光に溢れている – 静岡県

イナバナ.コム をご訪問いただく方は、凡そ40〜60歳代の方が多くを占めています。
要するに昭和世代の方が多く、かく言う私もその年代であり(かなり色々と偏ったブログw) “昭和テロップ” なども運営させていただいているのですが・・。

昭和を・・、それも昭和中盤時代を知られる方ならば、よく耳にしたテレビコマーシャルに「伊東に行くならハ・ト・ヤ ♪ 電話はヨ・イ・フ・ロ ♪」というものが 有ったのをご存知だと思います。(因みにこのCMソングの作曲者は “いずみたく” さん、そして 作詞は “野坂昭如” さんだそうです)

昭和22年 わずか14室の「ハトヤ旅館」からスタート、その後 大型ホテルに新築「ハトヤホテル」に改名、テレビが一般化した36年以降のCM大ヒットで全国的にその名を広め、以来 今日に至るまで伊東温泉地の顔として営業を続けています。

 

古くより自然豊かで温暖な気候に恵まれた伊豆半島沿岸部では、この「ハトヤ」で知られる “伊東温泉” を含め、”熱海温泉” “修善寺温泉” “熱川温泉” など著名な温泉地が林立しています。 首都圏からのアクセスも良さも奏功し、戦後 国内経済の復興とともに観光地としての開発が進んで 静岡県東部地方の隆盛を推し進めてきました。

観光流入人口の増加に伴い 温泉以外の行楽施設やイベントも多様に立ち上げられ、また、当地に別荘などを求める人も多く、伊豆半島は日本屈指のリゾート地、憩いと有楽の別天地として その名を馳せてきたのです。

昭和34年に開園した『伊豆シャボテン公園』もそのひとつでした。伊東温泉から約6km程 南、「大室山」の麓にある岳陵地帯に、当時まだそれほど一般的でなかったサボテンと多様な動物たちをメインに、陽光溢れる南米や中東地域のイメージを織り交ぜたエキゾチックなテーマパークとして開かれ、以来60年以上にわたって多くの来園者を集めてきました。

大きなピラミッド型の温室や巨大な神獣 “荒原竜” が目を引き、特撮ドラマなどのロケ地としても何度も使われたりもしています。

名のごとく温室内を中心に育成されるサボテンの数は1500種ともいわれ、いかにもサボテンな容姿のものから、言われないと分からない種類のものまで正に多種多様、世界中の多肉植物を集めたのではないかと思えるほど・・、そして、咲かせる花の美しさ・珍しさはここでしか体験できないものではないでしょうか。


昭和36年当時の「伊豆シャボテン公園」

平成28年に公園はその名称を『伊豆シャボテン動物公園』に改称しています。
開園当初から併営していた動物園のイメージをより前面に押し出すこと、そしてカピバラなど飼育動物が充実し、イベントなども多く開催されてきたことも相まっての改称だそうです。

1980年代から続けられるカピバラの温泉入浴は “元祖 カピバラの露天風呂” といわれ、公園の冬の風物詩として毎年開催されており、また、カピバラをはじめ リクガメ、エミュー、ペッカリー、ミーアキャットなど珍しい動物との “餌やり体験” も可能。

園内の池をボートに乗って巡り、ワオキツネザルやフラミンゴ、カピバラなどの生態を間近で観察できる “アニマルボートツアーズ” も注目でしょうか。 “モンキー島 上陸コース” ではリスザルなどへの餌やり体験も可能です。


現代の「伊豆シャボテン動物公園」

 

『伊豆シャボテン公園』は、現在「伊豆シャボテン動物公園グループ」として機能しており、シャボテン公園に近接する(車で5分位)位置には『伊豆ぐらんぱる公園』が営業しています。

「シャボテン動物公園」が植物と動物の調和を謳うテーマパークなら、こちら「ぐらんぱる公園」は 子供たちの夢の国、 ”各種アスレチック” や “110m見晴らしスライダー”、 “ボルダリング” などの無料遊具から、最新VRシステムを利用した “バーチャルライドMAGICa!!”、小型セグウェイのような二輪車 “ninebot mini”、 “トルネードスピン” ・・。

そして、大人も楽しめる “ジップライン 〜風 KAZE〜” 、”船型立体迷路~KAiZOKU~” 、巨大風船で水の上を歩く “ウォーターバルーン” まで、ご家族連れ、カップルで訪れて一日では遊び尽くせないほどのアトラクションに溢れています。 「シャボテン動物公園」と「ぐらんぱる公園」両方を満喫するなら、伊東温泉も含めて泊りがけのお出掛けが必須となってくるかもしれませんね。

尚、現在『伊豆ぐらんぱる公園』では 日本初の “体験型イルミネーション” イベント「伊豆高原グランイルミ〜7thシーズン〜」を開催中です。 実物大の恐竜たちが動き回る「ディノエイジカート」や、上でご紹介したアトラクションを光に包まれながら楽しむ「ジップライン~流星RYUSEI~」など、ただ単に見て綺麗なだけでなく、光の世界に自らを融合させるような不思議な感覚に包まれるのはないでしょうか。

画像 © 伊豆ぐらんぱる公園

 

本日は伊豆半島、伊東市の温泉、テーマパーク、遊園地と、昭和の頃からの別天地を題材としましたが、これらの行楽施設も長年 波風立たず発展を続けてきたわけではありません。

時代の流れに伴い、嗜好の多角化や少子高齢化など行楽地を取り巻く環境は必ずしも良いものばかりではありませんでした。 旧来の温泉地は湯治客の減少に悩まされ、「伊豆シャボテン公園」も大きく来客数を減らした時代もあり、現「ぐらんぱる公園」も以前は “サファリ公園” や “コスモランド” という施設で営業していた時期もあります。

少子化の影響は伊豆のみならず、全国の行楽施設に甚大な影響を及ぼしているのが現状・・、それでも 時代の流れを汲み取り、風を読みながら伊東の行楽地は現在に至るまで、その光を維持し続けて来たのです。 これからもその輝きは人々に夢の時間をもたらしてくれるのでしょう・・。

さて 次回ですが、恐縮ながら伊豆連載となりますが、この伊東市に住まう神様をピックアップさせていただきたいと考えております。お楽しみに・・。

 

『伊豆シャボテン動物公園』 公式サイト

場  所 : 〒413-0231 静岡県伊東市富戸1317-13
問い合わせ : TEL.0557-51-1111(代)

『伊豆ぐらんぱる公園』 公式サイト

場  所 : 〒413-0231 静岡県伊東市富戸1090
問い合わせ :TEL.0557-51-1122(代)

「体験型イルミネーション「伊豆高原グランイルミ~7thシーズン~」 公式サイト

日  程 : 2021年11月13日(土)~2022年8月末
場  所 : 伊豆ぐらんぱる公園内

※ ご承知のとおり 現在 コロナウイルス感染症問題に関連して、各地の行楽地・アミューズメント施設などでは その対策を実施中です。 それらの場所へお出かけの際は事前の体調管理・マスクや消毒対策の準備を整えられた上、各施設の対策にご協力の程お願い致します。 また これらの諸問題から施設の休館やイベントの中止なども予想されますので、お出掛け直前のご確認をお勧め致します。

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