鍋料理の季節真盛り!あんこう鍋の美食 – 茨城県

本日は2019年1月の再掲載記事となります。ご了承ください。

寒さ厳しい季節となってきましたが、冬の料理の定番といえばやはり鍋料理。
ふぐちり、てっちり、モツ鍋、湯豆腐・・と、寒さに縮まる胃袋を温かく満たしてくれる鍋料理は色々ありますが、今年はひとつ「あんこう鍋」はいかがでしょう。
・・などと記事を書き出しながら 実は私、「あんこう鍋」を食べたことがありません。
(無責任な記事ですね・・・汗)

以前から一度食してみたいと思いながらも中々その機会に恵まれず今日に至っています。
地元に「あんこう鍋」を提供する店が無いこともないのですが、いかんせん田舎だけにその数も限られ・・ 出来れば本格的な「あんこう鍋」をとかなんとか考えている内に・・
と言った塩梅です・・

「あんこう鍋」が盛んな地域といえば やはり東日本、中でも福島県、そして今日ご紹介する茨城県がメッカのようです。 巷では「東のあんこう鍋、西のふぐ鍋」などと言われ珍重されているようですね。
茨城県の観光情報サイト「観光いばらき」や「よかっぺ大洗」でも今、冬の味覚 心まで温まる「あんこう鍋」を全面的にイチオシ状態のようです。

 

あんこう と言う魚、正直、見た目はあまり良ろしくありません
しかし「残す所が無い」「食べられない所が無い」と言われるほど 骨を除いて皮、身、内蔵、エラに至るまで全て美味しくいただける有り難いお魚なのだそうです。

wikipedia を見るに、次の部位、肝、とも(胸びれ・尾びれ)、ぬの(卵巣)、だい身(身の部分、柳肉とも呼ぶ)、胃(水袋とも呼ぶ)、えら、皮、をもって〈七ツ道具〉と称し、それぞれに美味芳しく「あんこう鍋」ファンの舌を満足させているそう。

「あんこう鍋」は上記の七ツ道具を具材に味噌、または醤油をベースにした味付けで頂くのですが、当然ながら提供するお店によってその割り下の違い、そして〈あん肝〉の使い方で味わいが変わってくるらしく、そのお店ごとの特色を出し固定ファンを獲得する理由ともなっています。

基本、身そのものの味わいは淡白なものなので、割り下(スープ)の味わいによるところが大きいようですが、カロリーが低い上に体の隅々までを食材と出来 それぞれに味わい深く、調理の仕様によって千変万化の旨味が生まれることから食通の憧れのみならず、料理人にとっても腕の見せ所といったところでしょうか。

 

また、他の鍋料理には無い この鍋の特色として皮の部分を味わうというのが有ります。
あんこうの皮(そしてヒレ)はゼラチンのような状態で噛めば噛むほど味わい深く、コラーゲン質が非常に多く含まれているため、肌の状態に気を使う女性にも大人気。

成分としてその80%が水分のあんこうは、鍋全体としてかなり低カロリー(但し肝部分は高カロリー)そして、ビタミンD、A、E、B12、DHAを豊富に含むことからもダイエット中の方にも食べやすく栄養満点な鍋料理と言えるのではないでしょうか?

本日は「あんこう鍋」のご紹介でしたが、あんこうには他にも「フォアグラ調 あん肝」「あんこう寿司」「あんこうカレー」など近年 バラエティーに富んだ料理が次々と出てきています。

また、ご存知の方も多いかと思いますが、あんこうは その柔らかさ故にまな板の上で調理することが困難なため、顎(あご) の部分にカギ爪をかけて吊るしさばいてゆく「吊るし切り」という調理法がとられ、この珍しい光景は時折公開もされています。

様々な料理、珍しい調理の光景、そして体の芯から温まり なおかつヘルシーな「あんこう鍋」 寒さを乗り切る、冬イチオシのフードトピックでした。

あんこういばらき|茨城県の冬の味覚・あんこう鍋を大特集!
観光いばらき 一般社団法人 茨城県観光物産協会

あんこう鍋、供酢、あん肝。そしてアンコウ吊るし切りのご案内
一般社団法人 大洗観光協会

 

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