お出かけ!テーマパークな道の駅と日本のへそ ー 兵庫県

新型コロナウイルスの関係で “イベント” や “スポーツ” カテゴリーの記事が出しにくくなる中、もうひとつ 出稿出来なかったのが “道の駅・アミューズメント” カテゴリーの記事でした。

各地の観光施設が休業処置をとり、県境を越えての移動そのものにも懸念が表されていた状況下で全国の “道の駅” や “公園” もその営業を自粛せざるを得なかったからです。

現在でも首都圏や都市部をはじめとしたいくつかの地域で、新たな感染が報告されているので まだまだ安心は出来ませんが、緊急事態宣言の解除に続き国内移動も解禁処置となり多くの行楽関連施設も営業再開の幕を上げはじめています。

と、いうことで、本年1月以来 およそ5ヶ月ぶりの “道の駅・アミューズメント” 記事のご案内です。

 

「道の駅」じゃない

「道の駅」の記事と言っておきながら「道の駅」じゃないとは何ぞや? と思われるかもしれませんが、それほど この道の駅は その風情を異にしています。

草木の爽やかさや美しさを “売り” にした道の駅は時折見かけますが、ここは道の駅と言うよりも “花やフルーツ・自然をメインに押し立てたテーマパーク” と言った方がいいでしょうか。

その名も『 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)』

神戸六甲山の北に広がる田園地帯、パーク面積 35ヘクタール、周囲農園施設 65ヘクタール、計100ヘクタール(約1km x 1km)の広大な敷地の中にこの “道の駅” はあります。

平成5年に開園した「フルーツ・フラワーパーク」はその時点では “道の駅” ではなく、「豊かな自然環境の中で花や果実とのふれあいを通して、人々の交流と憩いの場所となるとともに地域活性の礎ともなる」ことを標榜した文字通りテーマパーク施設でした。

来園者に向けた公園や農園、パターゴルフ場、多目的広場など行楽施設はもとより、地域農業に寄与するためのハイテク園芸研究施設なども併設され、近隣の六甲北有料道路には新たに大沢ICも開設されるなど、年間100万人を優に超す来園者を数えましたが ”阪神大震災” の影響もあり一時 その業績は悪化します。

平成24年頃に活性化検討委員会を立ち上げ様々な意見の収集、主題の原点回帰、施設の運用効率化、集客力の強化など試行錯誤を経て 平成29年3月 道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」として新たな第一歩を踏み出したのです。 この施設が “道の駅” として規格外の規模を持つのもこうした経緯からだったのですね。

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」には現在、センターモジュールともいえる 農産物直売所、物販・飲食スペース、情報発信機能を備えた施設「FARM CIRCUS(ファームサーカス)」が新設されパークとしての機能もより充実しています。

少しレトロな雰囲気の子供向け遊園地「神戸 おとぎの国」や「プールプラザ」 関西最大級 1周1.2kmもの距離を走る「ゴーカート」など子供さんをも飽きさせず、『伝統芸能』と『現代技術』を融合した現代の “猿まわし”「神戸モンキーズ劇場」は大人にも人気の 新世代モンキーパフォーマンスと言えるでしょうか。

神経痛や慢性の消化器疾患に効果ありと伝わる温泉「神戸大沢温泉 金仙花の湯」そして ご家族連れでゆっくりとご予定を組まれたい方には、まるでオランダの国立美術館のような豪華なホテル「神戸ホテル フルーツ・フラワー」がお待ちしています。(*6月26日より営業再開)

一日遊んでも楽しんでも味わい尽くせないほどの規格外の “道の駅” 今後のお出かけの一候補にお薦めです。

 

 

「日本のへそ」

兵庫県の中西部には素敵な遊園地や公園が点在しているようで、有名なところで姫路市の「姫路セントラルパーク」(6月1日よりサファリリゾートのみ営業再開)、加東市の「東条湖おもちゃ王国」(7月3日より再開予定)など、また、これからの暑い季節には象徴的な花 “ひまわり” 咲き誇る小野市の「ひまわりの丘公園」などが挙げられますが・・

ここは得てして やや外したところを狙うイナバナ.コムらしくw、よりマイナーな公園をご紹介しておきましょう。

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」から北西へ約35km程、西脇市市街地の外れにその基準点はあります。 基準点? そう、ここは東経135度と北緯35度が交わる地点であり日本標準時の経線が走る場所でもあるのです。

日本列島の東西・南北のほぼ中央であり西脇市が「日本のへそ」という名でアピールしています。 日本地図で見ると一見「へそ」と言うより「へそ下二寸」位のようにも見えますが、北方領土から南西諸島領域まで含めて見ると真正日本の「へそ」なのです。

この ”日本のへそ” の近くにあった ”旧 岡之山公園” を拡張・整備し、昭和58年(1983年)開園したのが『 日本へそ公園 』です。

 

 

その規模こそ 有名どころの遊園地や大型公園には及びませんが、田園に囲まれた岳陵地帯を開き広がる敷地は約12.5ヘクタール、市民や観光客にとって憩いの場となるべく作られたお子様向けの遊具設備はもとより、「にしわき経緯度地球科学館 テラ・ドーム」、画家・横尾忠則の作品も所蔵する「岡之山美術館」、くつろぐ食事処「レストハウス花屋敷」なども併設され、大人から子供まで ゆったり自然にまどろみながらの時間を過ごせます。

「日本へそ公園駅」を擁するJR加古川線の向こうには加古川のせせらぎがあり、この有閑のひと時をして西脇市では「日本のへそは幸せの地点。」とのメッセージを発信しています。

 

新型コロナウイルスの完全収束までは今しばらくの時が必要なようですが、徐々にかつての日常も取り戻しつつあります。

感染・感染拡大に対する注意は外せないかもしれませんが、様子を見ながらでも時間の出来たときにでも ご家族で自粛疲れの解消に出かけられては如何でしょうか。

 

注:時節柄、お出かけ前には事前に下記関連サイトなどから運営状況をご確認下さい。

 

『 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)』 公式サイト

場所:〒651-1522 兵庫県神戸市北区 大沢町上大沢 2150

 

『 日本へそ公園 』 西脇市 当該サイト 西脇市観光協会サイト

場所:〒677-0039 兵庫県西脇市上比延町 334−2

 

 

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