栄光と疲労は我が手に ママチャリ4時間耐久レース ー 三重県

「耐久レース」というカテゴリーが有ります。主にサーキットで自動車やオートバイ、また 自転車によって行われるもので、長時間に渡って走行することが前提となっています。
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一般のレース競技に比べて違うところは、ゴールラインを越える着順というより、決められた時間内により長い距離を走破したか(時間制)、もしくは 決められた周回数をより短い時間で完走出来たか(距離制)によって競われます。

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世界にはこの耐久レースの大会が数多く行われており、有名な「ル・マン24時間レース」や日本の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」をはじめ 各国で熾烈な戦いを繰り広げられています。
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当然ながらこれだけの時間を一人の選手(レーサー)で走り切るのは体力的にも精神的にも無理があり危険でもあるために、複数の選手で一定時間ごとに乗り手を替える交代制をとっています。
これは使用する車の性能や一人の選手の能力のみに縛られず 長時間 車を故障させずに完走させる采配や、チームとしての結束力を問われる奥深いレースでもあるのです。

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極めて過酷なレースとも言われる「耐久レース」
この耐久レースを ”シティサイクル” 実用的な生活用自転車、いわゆる「ママチャリ」で行う「ママチャリ4H耐久レース」が三重県鈴鹿市の ”鈴鹿ツインサーキット”(下注)で開かれます。
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ご存知のように ママチャリは家で主にお母さんや子供たちが家事や通学に使う実用車、生活用品であるため ある程度の耐久性は持つものの、スピードや操縦性能を重視したものではありません。
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それでも あえてママチャリで耐久レースを行う意義は、単なる目新しさに留まらず、一種 特殊な世界でもあるレース競技に老若男女問わず、健康と楽しさを味わいながら気軽に参加出来るところに有るのではないでしょうか。

 

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事実、「ママチャリ4H耐久レース」の募集要項には、参加にあたって特別なライセンスは必要なく「ご家族やお友達、仲の良い職場のお仲間で・・」となっています。
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それどころか、バーベキューエリアの設定があったり、中にはコスプレで参加する人もおられるようで、記録を重視する参加者もいる反面、どちらかというとレースという枠組みの中でチーム一体となってエンジョイしようという趣旨が濃厚のようですね。
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ワイワイガヤガヤ 楽しみながらレーシングコースを皆で満喫するのも良し、日頃鍛えた脚でチーム一丸となって高順位を目指すのも良し、令和元年 今年の締めくくりにサーキットコースで良い汗をかくのも宜しいのではないでしょうか。

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但し、エンジョイイベントとは言ってもレースはレースです。走行中のアクシデントも考えられるので、ヘルメットはもとよりグローブ、エルボーガードやニーガードの使用や水分補給などに留意する、無理は程々にするなど、気をつけて頂きレースを楽しんで頂きたいと思います。
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(注)「鈴鹿ツインサーキット」は 国際レーシングコースでもある「鈴鹿サーキット」や「モーターランド鈴鹿」とは別の施設です。 比較的 近隣にありますが全く関連性は有りませんので、参加時 また お問い合わせの際 などお間違いの無いようご注意下さい。

 

 

「第26回 ママチャリ4H耐久レース」 公式ホームページ

日  程 : 2019年12月22日(日)

時  間 : 10:30~14:30 ゲートオープン8:00~、開会式・ミーティング 9:30~10:00、グリッド整列10:00~10:30、4時間耐久レース 10:30~14:30、表彰式 15:30~

場  所 : 三重県鈴鹿市三宅町2913-2

参加費用 : 1チーム(1名~6名)10,000円

申込受付期間 : 12月17日(火) まで

問い合わせ : こちらから

 

 

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