大分県 火の粉舞う奇祭 ケベス祭り


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近年、神社仏閣の参拝をされる方が増え ちょっとしたブームとなっている状況ですが(実は私もその中のひとりなのですが・・汗) そのような状況の中でフォークロア全般に対しても興味を呼び覚まされる人も多いようで、各地の祭りなどもここ数年観光客の増加傾向にあるようですね。
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祭りとは古来その土地にあって神や自然に対する感謝や畏怖、豊穣への願いや厄災の忌避、また鎮魂を祈り祀るものですが、それらの中でもその催しにひときわ異彩を放つものを`奇祭’と呼び、現代人の興味を強く惹きつけます。
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九州は大分県国東市で巷より`奇祭’と称される「ケベス祭り」があります。

毎年、この時期になるとネットのあちこちで取り上げられるので 特に目新しい記事とも言えないのですが、イナバナ.コムでも一度は取り上げたかったお祭りなのでご容赦のほどを・・


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夕闇に押し包まれた櫛来社(岩倉八幡社)、白装束に身を包んだ「トウバ」と、同じく白装束に奇妙な(と、いうより怖いような)面を付けた「ケベス」と呼ばれる者が 境内に設けられた燃え盛るシダの山をめぐり、身の丈ほどもある棒を振りかざしながら攻防を繰り広げ、ついにはシダの山を崩し取り火の粉を散らしながら境内を駆け巡り、参拝者もろとも火の粉舞う狂宴とも思えるような様相に初めて見る者は驚きを隠しえないと言われます。

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また「ケベス祭り」が多くの人の興味を引くのに その勇壮かつ夢幻な様相だけでなく、その起源や由来が全く解っていない事もあげられます。少なくとも数百年 もしかすると数千年の古に始められ 歴史のどこかでその由緒が失われつつも、関わる人々によって頑なに引き継がれるのは 奇矯なさまと見えない意味の向こうにも その迫真の神事によって行く末の恵みを祈る人間の儚さと願い故でしょうか。

 
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冒頭でも述べましたが`祭り’とは自然の恵みと驚異に願いを込めて関わるもの、故に収穫期でもある秋に行われる事が多いです。 天災に翻弄されることの多かった本年でしたが、年末までつつがなく、そしてより良き年の到来を願ってやみません。

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「ケベス祭り」

大分県 国東市 国見町 櫛来 櫛来社(岩倉八幡社)

毎年 10月14日 18:30~ 開催

国東市ホームページ ケベス祭り

2016年パンフレット(PDF)

 

 

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