宮城県 早馬神社 復興の宮のカキ祭り

東北の地に未曾有の被害をもたらした大震災から7年 連なる三陸の多くの地と共にいまだ幾多の爪痕を残しながらも一歩一歩復興の道を歩んできた宮城県、

気仙沼市唐桑の宿浦は震災時 壊滅的な被害を受け鎮守である早馬神社(はやまじんじゃ)も境内にまで達した津波によって大きな損害を被りました。ウィキペディアによると海難事故など忌み事の際に行われる祓い(ウラバライ)もあまりの被害の大きさに百ヶ日を経つまで時を要したそうです。
震災の翌年9月には神社内に東日本大震災復興祈願碑も建立されています。

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早馬神社の創建は鎌倉時代、建保五年(1217年)、鎌倉若宮(鶴岡八幡宮)の別当であった梶原景実(かげざね)が現世の興亡を憂い新天地を求めた後、当地石浜に居を据えその傍らに亡き源頼朝公はじめ梶原一族を祀った梶原堂を建てたことに端緒を持ちます。
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その後 建保七年(1219年)、神職となる後裔 梶原景永によって早馬山頂に奥宮も建立されました。紀州熊野本宮より勧請も行い奥宮・里宮ともに地所の崇敬を集めていましたが
1611年の慶長三陸地震の大津波により里宮が失われ、その立地を石浜から現在の宿浦へ移し復興を成し遂げました。
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早馬神社は漁村であり港町でもある地に立する神社には珍しく作占と儀礼を重んずるハヤマ信仰の名残りを留める社とも言われています。この地の元々の氏神様の影響かとも思われますが詳しいことは詳らかではありません。
現在の主祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)ですが熊野本宮からの勧請した経緯もあってか地元では「早馬さん」の他「権現様」とも呼ばれ親しまれています。

 

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そんな早馬神社で今年もまた「カキ祭り」が近く執り行われます。

「唐桑早馬カキ祭」は早馬神社神幸祭の中で行われる行事のひとつで、漁村の地の鎮守らしく町内から宿浦港そして御崎沖(おさき)に亙る神輿渡御や船祭り、神前奉納などが執り行われる中、神社境内において解禁されたばかりの新鮮な唐桑産カキの無料試食・即売会が開かれます。

「カキ / 牡蠣」は似たような形態のアワビと異なり一度岩に定着すると生涯をその場所で過ごす定住型と言われています。幾度となく繰り返される天災の苦難を乗り越え今に栄える三陸の地、東日本大震災による打撃も不屈の志しで かつての光を完全に取り戻すのも遠くないことでしょう。
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.早馬神社 宮城県 気仙沼市 唐桑町 宿浦75
      公式ホームページ

「唐桑早馬カキ祭」
開催日  平成30年10月07日(日)
時 間  9:00~14:00
会 場  早馬神社境内 及び 宿浦漁港

内 容  例祭神輿渡御(海上神輿渡御)
     打囃子(宿打囃子獅子舞保存会)
     奉納演芸
     第14回唐桑早馬カキ祭
     カキ汁、焼ガキ、焼ホタテの無料試食など
     カキ・ホタテの即売会(解禁直後のカキを浜値にて)

 

 

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