広島県 ハレの日 殿賀に謳舞う花田植え


新緑の季節、日本人の心の故郷とも言われる田園風景、田起こし・代掻きの済んだ五月の田圃に田植え唄が聞こえる季節となりました。

広島県安芸の殿賀(とのが)でハレ(晴れ)の田植え衣装に身を包んだ早乙女さんが古式豊かなお囃子に舞いながら田植えを始める「殿賀花田植え」が5月20日(日)に催されます。

「花田植え」とは主に西日本のいくつかの地域で古来より行われる田植え行事の呼び名で、その年の豊作と農作業の安泰を願い、又、昭和初期頃までは農作業に従事していた牛馬への供養を表わす「大田植え」の流れを汲む催事です。古くはその村一番の大田を村人総出で田植えをし、同時にそれは祭りの一つでもありコミュニティーの活性化にも大きな役割を担っていました。

社会規模の拡大、生活様式の変化した現代では形式化・芸能化した「花田植え」ですが、日本人に欠かすことの出来ない`お米 / 稲作’に関わる重要な行事として各地で今も受け継がれ、その多くが国や自治体の重要無形民俗文化財となっています。

「殿賀花田植え」では菅笠を頂き藍染の単衣に赤いタスキを結んだ早乙女さんが田楽とともにひと苗ひと苗、田植えを進める伝統的な振る舞いを披露するだけでなく、近隣の子供たちによる田植え体験もあり、農業文化の継承にも努めています。又、面白い事に見物客からの`飛び入り参加’も可能で日頃身近にありながら知る機会のない`米作り’の一端に触れる事が出来ます。

会場内ではテント村で行われるバザー、昼食交流会、そして主催の一端を担う安芸太田病院・寿光園による健康チェックコーナーなど、内容も盛りだくさん。`稲作’の源流と文化を楽しみながら学べる一日となるのではないでしょうか。

時代の進歩に伴い変遷してゆく食文化、近年では日本人の`米食率’も下がってきているようです。元々明治期以前の日本人の主食は`米食’ではなかったという意見も有りますが、日本人にとって`お米’はとても大事な生活の糧。`お米’やその文化を見直すきっかけにこういった催事を訪れてみるのも良いかも知れませんね。

 田植え飛び入り参加の方は汚れても構わない衣服とご用意でご参加下さい

「殿賀花田植え」

日  時   平成30年5月20日(日) 10:30~15:30(予定)

場  所   広島県山県郡安芸太田町下殿河内236
安芸太田病院(安芸太田病院前駐車場周辺)
(雨天の場合: 殿賀小学校講堂)

お問合せ   0826-28-1800(道の駅来夢とごうち)

主  催   殿賀花田植実行委員会  (殿賀振興会・安芸太田病院・寿光園)

関 連 H P   安芸太田ナビ

 

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