修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 後
戸隠神社の杉並木が枯死の危機に晒されているという残念な内容で終わった前回の記事「修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前」今回はカテゴリーをコラムに変えてお送りします。 人間による環境破壊、それにともなう環境
修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前
『 天岩戸伝説 』 須佐之男命(スサノオ)の粗暴な振る舞いに怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩屋に隠れたことで 闇と禍(まが)が世を覆ってしまったため、他の神々が知恵を出し合い天照大神を岩屋から引き出す 神話上
月の引力が見える町のアイロニー – 佐賀県
九州北西部、長崎、佐賀、福岡、そして熊本各県で囲まれた海域が「有明海」です。 約1,700km²の面積をもつ九州最大の湾ですが、一般的に有明海と聞いてイメージするのは その北部に広がる比較的浅い水域で、ムツゴロウなどで知
その夜は外出禁止!伊豆大島編 – 東京都
1971年といいますから大阪万博の翌年、昭和46年のこと・・。 毎日新聞 7月17日版に掲載された とても奇妙な記事がありました。この年の4月、ニュージーランド沖合で操業していたマグロ延縄漁船 “第28金比羅
乳の神は愛を紡いで深き里に鎮まる – 熊本県
九州の中央部を担う熊本県、そのまた中央付近を東西に横たわるように位置する八代市。 さらにその内陸部 宮崎県にも近い東部山間の地ともなれば九州中央山地のお膝元、周囲を深い山々と谷で囲まれ、交通路の確保された現在でも到達に時
悪態争奪の向こうに見る生の望みと力 – 茨城県
「奇祭」フォークロア好きや祭りファンの人には中々に魅力的な言葉ですかね。 目に見えて珍奇な祭事、時に由緒や記録さえ詳らかでなく、にも関わらず数百年に渡って(誰もよく分からぬままに)続けられているという、現代的な視点から見
報恩と相克 阿波狸伝承と金鳥神社 – 後編
金鳥が修行のため津田山に渡った時、一匹のお供がおりました。同郷の狸で その名を ” 藤の樹寺の鷹 ”(とんでもなくカッコいい名前ですねw)、小松島に二人の倅とともに住まい 勇壮、人徳(狸徳)ともに優れ金鳥の右腕とも言われ
報恩と相克 阿波狸伝承と金鳥神社 – 中編
四国において狸が愛され時に明神として崇められていることは皆様ご承知のとおり、著名な”犬神刑部” 香川編でご紹介した”屋島太三郎” 日本三名狸にも数えられる”淡路
報恩と相克 阿波狸伝承と金鳥神社 – 前編
“狸 / タヌキ” 古来、キツネと並んで人を化かすもの・・。 しかし 民話・伝承などへの登場率も高いにも関わらず、クールなイメージのキツネに比べ、どちらかといえば チョッと抜けたとこ
熊野チュートリアル第三編 – 王子話
和歌山県 熊野行楽チュートリアル、第三編にして最終話になります。 拙いながらの記事に関わらず、最後までお付き合いいただき有難うございます。m(__)m 二編 最後で “忘れ物” と書きましたが、忘